朝焼け

2012年11月〜2013年1月の3ヶ月間、初演JOHNNYS' Worldで帝劇に閉じ込められたおかげで今があって。当時はジュニア担って今ほどたくさんいなくて、特にすの担なんて怖いお姉さんがたくさんいるイメージがあったけど、自分の気持ちに嘘はつけなくて転がり落ちたジュニア担の世界。自分が"渡辺翔太担"として初めて通った現場、滝沢歌舞伎。現場に友達もいなくて、孤独で辛かったけどそれ以上にわたなべくんが好きで、顔が好きで、ダンスが好きで、所作の一つ一つが大好きで、辛い気持ちを押し殺しながら無我夢中で通ってた。

 


初めての単独クリエは、まだ当たる方だったからw当時担当ではなかったけどふっかが好きな友達と気軽に遊びに行けて。大好きな友達と大好きな人を見に行けるって本当に幸せだなーって思った。そこで初めてわたなべくんの団扇を持って、あーわたし渡辺担なんだってやっと実感して…すのーまんウィークと称して1週間行われた公演。この頃からやっと楽しい!って手放しで思えるようになったんだよね。

思えば、降りた当初…2013年には、Snow Manは既に明確にデビューを目指して突き進んでた。クリエの時のわたなべくんの気迫、未だに忘れられないよ。本当にかっこよかったし、ジュニア時代のSnow Manの歴史上、いつのわたなべくんが一番好きかって言われたら間違いなくわたしは2013年のクリエのわたなべくんって答えると思う。

 


そして、ふっかが好きだった友達はチョロかったからまんまと深澤担に降りてくれて、ドリボ、えび座、冬の帝劇…いろんな現場を二人で駆け抜けた。それまで年中コンサートしてる子を応援してたから舞台続きの毎日は割としんどかったけどw、それでも深澤担のおかげで毎日楽しかった。

2014年の夏はいわふかと他4人で現場が別れて、一人で全国を回らなきゃいけなかったのは割と心が折れたけどw初めて経験するドームツアー。本当にいろんな初めてをわたなべくんに、Snow Manに経験させてもらったなあ。

 


2015年9月、突然Snow Manが少年たちに出ることが決まって。それまでドリボに出るものだとばかり思ってた(というか雑誌でドリボの話でてたよね?w)からびっくりしたけど、客寄せパンダにされてることに腹立って無我夢中で申し込んだあの時。当時はすのすとの少年たちがこんなに続くと思わなかったし、ましてや映画化、そもそもすのすとの縁がここまで切っても切れないものになるなんて思っても見なくて…。

 


2015年冬あたりから、先の見えないSnow Manに不満が出てきた。もがいてもがいて、どうにも闇から抜け出せないSnow Manを見てるのが辛かった。ドリボが少年たちに変わっただけで、毎年同じスケジュール。こんなんでデビューなんてできるわけないって正直思ってたし、応援してるのも辛くて少しSnow Manから離れてた。当たった現場には顔を出すけど、本当にそれくらいで、その頃は決して多くなかった露出すらまともに追わなくなって。

 


そうして片手間に見てた2017年4月放送のザ少年倶楽部、披露した曲はBrand New World。それまでのわたなべくんって、まあグループの中では歌が上手い方だけど、今ほどじゃなくて、まあ声量あるし。くらいの評価だったんだよね(わたしの中で)。それが覆されたのがこの曲だった。ソロパートを聞いた時の衝撃、今も覚えてる。多分わたしわたなべくんがリトグリ聴いた時と同じ顔してた。今までとは発声の仕方が全然違って、目に見える進化を感じたんだよね。

 


まあ、それからもゆるーーーーくSnow Manのことを見守る程度のスタンスだったんだけど、ついに2018年、横浜アリーナ単独公演が決まって。

600人の箱で、1000人が当日券に並んで、っていうアホみたいな現場に通ってた側からしたら、夢の舞台だった。ほんとに。それこそ死ぬ気で申し込んで、ふっつーに外れまくったんだけどw、お友達が当ててくれてその場に立ち会えて。そこで披露されたSnow Dream。Snow Manのこと、正直もうデビュー諦めてんのかなとすら思ってたから、その曲聴いて涙が止まらなくて。絶対絶対デビューしようねって、誰目線かわからないけど泣きながら誓った記憶がある。そこから、またSnow Manを必死に応援し始める日々が始まった。

当時、SixTONESLove-Tune、TravisJapan、Snow Manの4グループが切磋琢磨してて、その中でもSnow Manは推されてる方じゃなかったし、合同公演見てても圧倒的に他のグループがパワーを持ってて、まあ、らぶなんですけど…もう絶対勝てないこんなのって、絶望しながら新横浜を後にしたことはずっと忘れないし、忘れたくないし、忘れちゃいけない、と思う。

 


そっからジュニア的に色々あって、ほんっとーーーに色々あって、2019年に突然の増員発表。私は6という数字にこそ未練はなくて。6人が上に行けるんだったらどんな手段でも使って欲しいって思ってたから、嬉しかった。3人と馴染めるかな?3人のこと好きになれるかな?って不安もあったりしたけど、そんなもんは杞憂に終わったよ。

 


最初こそ、気まずそうだなあとか、空気悪いなあって思うこともあったけど、滝沢歌舞伎を継いで、南座から新橋公演を経て、6月頃にはすっかり仲良くなってたよね!?6月が半年前っていう事実にもびっくりしたけど、仲良くなるスピードにもびっくりしたw3人と仲が深まったことで、Snow Manの雰囲気が何倍も明るくなったなって思います。正直ね、6人の時から華がないなあ、華になる人誰か入ってくれないかな?ってずっと影で言ってたの。3人が入ったとき、果たしてラウールくんが華になってくれるのかなあ、なんてぼんやり考えてた。確かにラウールは華だったよ。でもね、それだけじゃなくて、9人みんなが華になったなあって今は思うんだ。個人でバラエティ番組とかラジオにでても全然恥ずかしくないし、みんなそれぞれの個性を出して輝いてる。

 


いろんな声はあるけれど、私はお情けとか、猛プッシュとか、そんなことは今は1ミリも思わない。9人で掴み取ったデビューです。この瞬間、Snow Manと同じ景色を見れていることが本当に幸せだよ。

 


公開ラブレターにはなるけれど、初年度クリエから私の隣に座ってくれている深澤担へ。その時から、今まで、ずっとずっと隣にいてくれてありがとう。思い出と気持ちを共有してくれてありがとう。価値観が合わなくて喧嘩になることも多々あったけどw全部が良い思い出。

 


そして、わたなべくん、Snow Man、そして隣の深澤担へ。これからもずっと、ずーーーっとよろしくね!

 

 


2020.1.22 Snow Manデビューおめでとう!!!!!

舞う雪桜

 

 

Snow Man LIVE 2019 ~ 雪 Man in the Show ~

3月24日~3月25日、計3公演お疲れ様でした。

 

 

※単独公演を経て、めっっっちゃくちゃ楽しかったーーーー!!!新生Snow Manサイコーーーー!!!という感想を抱いていることを前提に読んでいただけると幸いです。

 

 

 

 

 

 

前回の記事(https://shakeit26.hateblo.jp/entry/2019/01/26/011506)で、9人のことを肯定する、応援する、とは書いたけど…じゃあ9人のSnow Manを"愛せる"のか?と問われるとそれはまた別問題でした、実際のところ。

この2ヶ月間、6人のSnow Manを見せられたり、8人のSnow Manを見せられたり、9人のSnow Manを見せられたり…すごく短期間なのに、本っ当にせわしなくて、正直私も何が正解かわからなくなってた。多くの人の目に触れるツイッターでは極力その気持ちは出さないようにと心掛けて発言していたけど、結構胸の奥はザワついていたよ、というのが本音です。

  

2月、Snow Manが初のメインキャストを務める滝沢歌舞伎ZEROの京都南座公演を見た後も、依然として正解は見つからなかった。むしろ余計に整理がつかなくなる始末。

初日に観劇した時も、公演期間中盤に観劇した時も、周りの席からは冒頭からWith Loveまで、終始すすり泣く声が響いていて。素直に感動して泣いている人、複雑な感情を抱いている人、色んな人がいたんだろうけど。

一方私はというと、なにか喉の奥に引っ掛かってるような感覚があって、結局一滴の涙も流せなくて。いや、気迫は凄かったし、パフォーマンスも申し分無かったよ。そういう意味では精一杯の拍手を彼らに向けて送った。そう、特段苦言を呈したいわけでもない。だけどそれだけなんだよね。彼らがメインを張っている事実に心を動かされない自分がただただもどかしくて、悔しかった。

そもそも京都公演では8人での出演。正直まだ、私の中ではSnow Manと一緒に"向井康二"と"目黒蓮"が同列で踊っているっていう感覚だったんだろうなあ。どこか冷めた目で見てる自分がいた。ステージに立っている8人が、Snow Manだと脳が認識しなかった。ジャニーズJr.がメインキャストで、その中にSnow Manもいて…って、そういう解釈だったんだよね。結局増員に対して実感が持ててなかったというか。それなのに肯定も否定もないよねw無責任な発言で正義を押し付けてたなーって反省した。

 

増員が決まってから、ジャニーズWebのすの日常の更新を皮切りにたくさんの雑誌にSnow Manが掲載されて、メンバーの心情をテキスト上でざっくり読み取ることができて…正直この段階ではどの雑誌を読んでもずっとモヤモヤしていた。

なんとなく、そもそも6人が受け入れきれてない、加入組とうまく馴染めてないなあと感じてしまって。何が男6人の決意じゃーー!って憤慨したりもしてた、我ながら自分勝手だなw

2月〜3月頭に出た雑誌ってほとんど増員発表があってすぐの取材だと思っていて。1月下旬あたり。その時点で100点満点のコメントしてたり、無駄に結束力強かったり各々の絡み方も完全に掴んだりしてたらそれはそれで気味が悪いよね…w

 

京都公演が終わったくらいからかなあ、8人の仲が少しずつだけど深まってきたように感じたのは。3月取材と思われるインタビューでは、グループの雰囲気が明るくなってきたなーと素直に思った。YouTubeロート製薬さんの提供動画とか、脱出ゲーム回とか見ててもそう思う。2月にほとんど一緒にいなかったラウールとは、まだ皆接し方に迷ってる感じもあったけど、彼が変に物怖じしないというか、委縮しちゃうような子じゃないから、そういう面に助けられて動画も面白く仕上がっていた気がするなあ。

 

私が9人のSnow Manを本当の意味で受け入れられたのは、このあたりからじゃないかと思います、今思えば。

 

 

 

 

 

そうして迎えた3月24日、13時。

 9人での、初めての単独公演が幕を開ける。

 

まず、9人出てきた瞬間の違和感がまるでなかった。構えてただけに、逆に笑っちゃったもん。視界の圧が凄いw 元々私はHey!Say!JUMPのファンだったから、9人体制を見慣れてるって言えば見慣れてるんだけど…ただ、それを抜きにしても存在感がエグイ…圧倒的に強そう。皆とにかく足が長い。ただただ9人の姿に見入ってしまった。

登場の仕方も、まるでショーケースを開いたみたいで綺麗だった。誰一人隠れない形で出てきたのが良かったなぁと思う。普通にフォーメーション組んでたら、誰かが誰かの影になって隠れちゃう。客席どの角度から見ても、誰も隠れてないんじゃないかな(死角があったらごめん)。まさにお目見えって感じの登場だった。初っ端から銀テ飛ばしてくるしw

前回と同様、ZIG ZAG LOVEから始まるセットリストがまずエモかったー。6人でやった前回と同じ始まり方っていうのは結構勇気がいると思うけど、Snow Manが初めてもらったオリジナル曲からのスタート、ここからSnow Man再始動です!って意気込みを感じたよ。

 

ラウールは滝沢歌舞伎の京都公演も映像だけの出演だったからこの日まで未知だったけど、2曲目のMANIACでソロパートを歌う彼を見て反射的に「かわいい~~!!!!」って大はしゃぎしてしまった…。特段好みの顔とかではないけど、カメラアピールが天才的でコロッとやられた。15歳でこのスキル。いや~~~~嘘だろ…。

 

そして3曲目、BEAT OF LIFE。花道の使い方が神。AメロBメロをフォーメーションを変えつつ踊りながらセンステに歩いていく図、めちゃくちゃ格好良かった。この演出は9人だからこそ華やかに見えて、増員を巧く武器にしてきたなと。(わたなべくんがサビ前でフォーメーションの最後列から真ん中割って先頭来てソロパート歌うとこ、優勝だよね…。)

そういう意味ではParty!Party!Party!も花道の使い方めちゃくちゃ上手かった。YouTubeに上がってるカウコン動画でも同じように花道で踊ってたけど、横アリは1番→横花、2番→縦花ってなってたのが面白かったなぁ。

 

続いてメンバー紹介ラップ。リミックス格好良すぎて震えたwガラッと歌詞もメロディーも変えてくるのかなぁと思ってたけど、個人紹介パ―ト以外の部分はあっさり数字だけ変えるスタイルで潔さすら感じたw

しっかし、メンバーひとりひとりへの歓声の差が顕著に表れる紹介ラップ、めちゃくちゃ不安だったけど杞憂に終わって良かった~。否定意見って例え少数でもどうしても目についちゃうから私も結構気にしてたんだけど、それ以上に9人のSnow Manを応援しようって人がたくさんいるのが伝わってきて嬉しかったな。

 

長くなりすぎるのでここからガッと飛ばします。

 

本編後半、昨年のサマパラで好評だった「FREEZE」、そして9人での披露は初めてとなる「Make It Hot」。氷のステージが一瞬で炎のステージになる世界観、一見王道かもしれないけれど、Snow Manだからこそ映える演出でもあるのかなと(グループ名的な意味で)。Make It~でガンガン特効使ってくれたのも最高でした。

 

今回のセットリストを通して見ると、今まで歌ってきた先輩の曲やオリ曲は一つも歌割りを変えていなくて。誰も傷つかないように、丁寧に構成を考えてくれたんだなあ。スタンドトロッコを使った、「恋のABO」~「ズッコケ男道」~「ずっとLOVE」~「ファイトソング」の流れも、オリジナルメンバー、こーじ、ラウ、めぐろそれぞれがやりたい曲やって、それぞれのファンが楽しめるようにしたんだろうなーって思うとやっぱり優しいグループだなぁってほっこりした。

 

 

ラストは新曲、「朝焼けの花」。そしてメンバーひとりひとりからの挨拶で本編は幕を閉じる。…悲壮感を叩きつけられたような気持ちだった。Make It~からの緩急がそれを更に助長させてたな…w ぶっちゃけね、見るのが辛かった。こんなことを彼らに歌わせてしまうのか、こんなことを彼らに言わせてしまうのか、って…まあ、雑誌でもさんざん目にしてきたけれど、いざ本人の口から聞かされると、全然違うんだよなー…。正義感か、はたまたただのおせっかいか、Snow Manのこと守りたいって思っちゃうんだよね。自分が応援している人にはさ、ずっと笑顔でいてほしいじゃん。

 

 

 

 

 

ここまでが3月24日、初回公演を観た後の私の気持ち。

まーーーあ正直、メンバー自身が探り探りでやってるような姿は無かったと言えば嘘になるんだよ、特に初日のMCは如実だった。変な間があって怖かったし。ただ、それ以上に9人の並びがめちゃくちゃ豪華だったなー、っていうのがシンプルな初回公演の感想。

 

 

 

 

3月24日、17時30分の回。

 

お昼の回で感じた探り探りの雰囲気はどこへ?というくらい改善されていて驚いた。公演はあっという間に終わり、私の心にある気持ちは「え、楽しい」ただそれだけだった。昼公演見てブツブツ言ってたのに?w 特別、誰かにファンサされたとかでもないんだけどなあ。連番していた友人と会場から歩く道のりでこんな会話をしたことを今でもはっきり覚えている。

 

「…なんかさぁ、色々考えてたの全部馬鹿馬鹿しくなるくらい楽しかったよね!?」

「え、わかる」

 

その言葉が全てだと、口にすることで改めて実感した。

 

 

 

 

それから1日たって、3月25日、17時30分、ラスト公演。

昨日の「楽しい!」って気持ちが、もっともっと強くなった。OPからメンバーひとりひとりすっごくいい顔してて。生配信のカメラが入ってたのもあると思うけどw

 

1公演目の何倍も絆が深まったなーって、最後の「朝焼けの空」を歌う彼らを見て思ったんだ。雪に見立てた白の紙吹雪、そして桜に見立てた桃色の紙吹雪が舞う中、センターステージで向かい合って、ぎゅっと小さくなって。その内に最年少のラウールが泣き出して、その顔をたまたま見ちゃった宮ちゃんが、一瞬自分も泣きそうになるのをグッとこらえたのが見えて。ラウールをみんなで守るかのように、さらにぎゅっと小さくなって。

 

なんだろう、絆が深まっていく過程、っていうのかな。2日間3公演っていう短い時間の中に、その過程がギュッと詰め込まれていたように感じたんだよね。たった2日間で?って思う人もいると思うけどそれだけ濃密な2日間だった。もちろん会場にいる人は、皆が皆9人のSnow Manを受け入れてるわけじゃなくて。腕組んでじーっと監視するようにSnow Manを見つめている人もいれば、割と過激なメッセージ書いた団扇持ってる人もいて…。彼らは、そういう人がいる中でも一切手を抜かなくて、全力で、そして満面の笑みでステージに立っていた。

 

6人にも歴史がある。ジュニボだった頃、ミスノだった頃、名前を失った頃、そして、6人のSnow Manとして活動した約7年。それを2ヶ月で取り戻せるはずもない。6人で立ってきたたくさんのステージ。舞台出演から休み無しで単独公演をした日も、休み無しでツアーバックについた日もあった。それを2日で取り戻せるはずもない。

 

でも、9人のSnow Manの道のりは、まだスタートしたばっかりだから。

時間は無いかもしれないけれど、たった2日間、たった3公演でこれだけ絆を深めて、お互いを高めあって。これから9人の活動日数が増えていく。半年、1年、彼らはどこまでいってしまうんだろう?その歩みはきっと速い。乗り遅れないように、しっかりついていかないと。

 

ごめんね、正直もうSnow Manの進む先は行き止まりかもしれないって心の奥底では思ってた。

Snow Manの応援頑張りたい、でも何を頑張ればいいのかわからない…ただガムシャラに数字を伸ばすことと声を大きくすることだけを考えてた。それ以外にもう策は無いって。

でも、ここにきてその道筋が拓けた気がしてる。良くも悪くも、バックダンサーとしてプロだったSnow Man。2019年3月25日、横浜アリーナのステージにに立っていた彼らは主役、まごうことなきスターでした。

 

ほんとにめちゃくちゃ楽しかった。ジャニーズのコンサート行きました!アイドルのコンサート観て元気もらいました!ってこういうことだなーって。横浜アリーナのステージに立つSnow Manは、とってもキラキラしてたんだ。

勿論、そんな王道アイドルにならなくていいっていう意見もあると思う。この前のMステみても、私も明らかにSnow Manの売り方変わったなーって思ったし。でも私はそれが絶対プラスになるって確信してる。

プロフェッショナル集団、そう評価されるだけで満足してたまるか。ここで終わってたまるか。

 

 

 

9人で絶対てっぺんとろうね。

 

 

9人を肯定する人のブログ

 

 


私は6人のSnow Manを諦めない、って言ってる人を見ると辛くなる。そういう人の呟き、わざわざ見なきゃ良いのにね。Snow Manのファンがバラバラになってほしくなくて、みんなに同じ方向を向いて欲しくて、あの人は心変わりしたかなあって気になって、つい見に行っちゃう。

別に6人じゃなきゃ嫌だーって人がいても良いと思う、私は。むしろそれだけ6人が愛されてたんだなあって実感できて、嬉しくなったりもする。でも。

最後の1人になっても私は諦めないとか言われると、それは違うって言いたくもなる。悔しくなる。9人を応援することは、諦めだと思われてるのだろうか。私は、諦めた人なのだろうか。

 

私は元々Snow Man箱推しだった。

正直わたなべくんからは、嫌気がさして少し離れた時期もある。でもその間もSnow Manというグループ自体は大好きだったし、箱推しという感覚はその頃もずっと持っていた。

今も6人のことは変わらず好き。だけど今までの6人と、入ってくる3人とを、6と3で分けることはできればしたくない。ファンがそうやって分けて考えていたら、本人たちの間にもずっと見えない壁ができてしまうと思うから。

きっとシンメも今までのままではいかなくなるんだろうなという覚悟はしてる。

 

私は常々、Snow Manのために善良なおたくでありたいと思っている。

推してきたアイドル、誰に対してもそう思っているわけじゃないよ。そう思わせてくれたのは、Snow Manだから。常にファン目線で、メンバー同士強い絆で結ばれていて、人のことを傷つけて笑いに変えたりしない、あったかいグループ。だからこそ、ずっと6人の幸せを願ってきた。

 

ずっと平和だったグループじゃない。

正直今まで6人でいられたのが、奇跡だったとすら思う。前身グループが解体されて、名前を無くして、1人が休業して、マンションJr.になって、タッキーに名前をつけてもらって。でも仕事は増えなくて、2人が別のラインで活動しだして、2と4で別々の仕事が増えて。やっと6に戻ったら、1人がいろいろあって。戻ってこれるかわからない状況のまま冬を越えて、春になって6に戻って、そこからかなぁ?しばらく平和に過ごして来れたよね。

 

Snow Man」になってから、6年と数ヶ月。

いつのまにか、Snow ManはJr.内グループの一番上にいた。

でもそこは私が望んでた場所じゃない。

私は、Snow Manに一番前にいてほしかった。

 

でも諦め半分だった。

この子達には幸せになってほしいけど、でも今のままじゃ難しいんだろうなと思ってた。

元々キラキラした子たちじゃなかったし、人気はあっても、いつも一番前にはなれなかった。

誰か1人、華のある子が加入してくれたら…というのはもう3~4年思ってたことだった。

 

…まさか3人も入るとは思ってなかったけど。笑

 

 

9人になったから一番前にいける確証なんてどこにもない。

だけど、一番前にいけない確証だってどこにもない。


6年もがいてきたんだよ。

6年もがいて届かなかったんだから、挑戦してみてもいいと思うんだ。

 

 

例えば今、SixTONESの位置にSnow Manがいたとしたら、私もなんでこのタイミングで増員なの!?って暴れてたかも。

私は、Snow Manに手を掛けてくれたことに感謝してます。

私はこのチャンスに、賭けてみたい。

 

もしこの先、増員したことをきっかけに崩れていくようなグループなら、きっと私は応援していくことを辞める。そのくらいの覚悟で9人体制のSnow Manを応援したいと思ってる。

 

私はSnow Manを諦めない。

どんな手を使ってでも前に行ってほしい。

 

 

2019年1月17日。

チャンスだ、と思った。

まさに藁にもすがる思いで、早々に3人を受け入れた。さすがにこの日はTLで前向きなのが私しかいなくて結構辛かったな。笑 


それから1週間。

 

向井くんのファンの子たちが、たくさんのステマシートを作って、宜しくお願いしますって頭を下げてくれてる。みんな口を揃えて良い子なんです、向井担要望とか得意です頑張りますって言ってくれる。めちゃくちゃ心強かった。向井くんのファンだけじゃなくて、関西担の人たち、いろんな人から、良い子だからよろしくねって言葉をもらった。愛されてる人なんだなあって思った。正直今まで関西の子たちにも、もちろん向井くんにも興味はなかったけれど、このたった1週間ですごく好きになった。


ラウールくんのファンの子たちが、たくさんラウールくんが踊ってる動画を貼ってくれる。それまで顔も知らなかった。名前の読み方も知らなかったけどちゃんと覚えた。むらかみまいとらうーるくん!ダンス、はちゃめちゃに上手い子なんだね。すのーまんも上手い子たちだけど、これからラウールくんが成長していったら、正直食われちゃうかもって心配になるほどでした。。笑 15歳で未来があるのに、こんな年上のお兄ちゃんのグループにぶちこんじゃってごめんね…って正直思ってたけど、23日に更新されたYouTubeでお兄ちゃんたちに囲まれていたラウールくんはめちゃくちゃいい笑顔を浮かべていて、なんだか救われた気持ちです。若い子の笑顔って、偽りない気がして。


そして目黒くん。彼のファンのコメントは、正直まだ見ていない。わざわざ探しに行く勇気もない。彼については、ジャパHiだったころに怖いおねーさんたちが規定外団扇をメインステ横で元気に振っていた印象が未だに強い。その印象のせいで、最近まで怖いおねーさんヲタが多いちびっこジュニアだと思っていた。無所として、原くんとセットで活動するようになってから、あの目黒くんってこんなにおっきい子だったのか、、と驚いた。滝沢歌舞伎を通じてわたなべくんとめちゃくちゃ仲良くなったのをきっかけに、わたしも目黒くんのことをよく見るようになった。加入メンバーを見て、一番入ってきてくれて嬉しかったのは、彼だった(同時に一番辛かったのも、彼の加入だったけれど)。

 

最初は藁にもすがる思い、なんて書いてしまったけど、今では3人のこと、そして3人のファンの方達のこと、頼みの綱だと思ってます。

 

 

 

最後に、もし、もし増員反対派の人がこのブログを読んでいたら…。

 

6人を悲劇のヒロインにしないでほしい。

彼らが実際どんな思いで増員を受け入れたかはわかりません。前向きな増員かもしれないし、苦渋の決断だったかもしれない。実際問題、辛い思いをしてるかもしれない。

でもだからと言って、可哀想、だと思うのは頑張ってる彼らに失礼だと思いませんか?

前向きなら勿論のこと、無理して笑顔でいてくれてたとしたら。私たちが可哀想だと思った時点で、無理した分の努力は無駄になります。

切り替えろとは言いません。

6人じゃなきゃ嫌だと思う気持ち、それはあなたの大きな愛情だから。

だけど、どうか彼らの努力を無駄にしないであげてください。

 

 

6人を諦めたくない人がいるように、私はSnow Manというグループを諦めたくない。

もっともっと羽ばたくべき存在だと思ってる。

6人は3人の加入をきっと武器に変えられる。

そう信じています。

綺麗事かもしれないけれど、信じてきたから今まで応援してこれた。そして、これからも。

 

 

 

 

 

 

なるべく角が立たないように、出来るだけマイルドに表現したつもりだけど、とにかく9人肯定を諦め、とか言われてるのが腹立って書きなぐってしまった。

 

 

私は9人で輝く未来を、諦めない。

『愛と青春キップ』感想

とある豪華客船の上。

今日は、一世を風靡したスター・勅使河原静(剣幸)のショー復帰初日。

リハーサルにもピリピリした空気が流れているが、亨(岩本照)は、リーダーとして優(渡辺翔太)、修一(阿部亮平)ら明日を夢見るバックダンサーをよくまとめている。

いよいよ迎えた本番。チームワークも上がり、音楽も最高潮に盛り上がっているその時、船全体が突然の衝撃に包まれる。

状況もわからないままに、救命ボートに乗って船を脱出、真っ暗な海の中を漂っていると、今度は衝突の余波であろう大波にさらわれる。

流れ着いたのは無人島とおぼしき波打ち際。チームの無事を確認できたものの、いつ来るともわからない救助を待つ日々。

そこで否応なしに向き合わされる、自分…そして生命の危機。

ダンスの力、歌の力、想像力で絶体絶命の困難を乗り越えろ!

爽快ノンストップ・ダンスエンターテイメント!

(公演パンフレットより引用)

 

 

11月18日、渡辺翔太くんにとってたった一度しかない「初外部舞台」が幕を閉じた。

全26公演本当にお疲れ様でした。

だいぶ時間は経ってしまいましたが、今の気持ちを文章に残しておかないときっと未来の自分が後悔すると思うので覚書程度に書かせてください。

 

 

Summer Paradise 2018の興奮冷めやらぬ8月末、突如誌面で解禁された本舞台。

先に解禁されていた深澤くんと佐久間くんの『キャッシュ・オン・デリバリー』のチケ取りが激戦だったことを散々耳にしていたために、最初は倍率に対しての不安ばかり。正直あまり外部舞台に対する実感のないまま気づいたら初日の朝だった。

 

公演前は呑気に買い物するくらいの余裕もあったけど、続々とゲネプロの記事と写真がTwitterに流れてきて、今まで無かった実感が一気に押し寄せてきて…。銀座のど真ん中で卒倒しそうになりながら、なんとか初めての会場に辿り着いた。

会場となるオルタナティブシアターは7階。専用のエレベーターに団体で乗り込んで上がって行く。エレベーターの中で私は10年以上前にディズニーシーのセンター・オブ・ジ・アース*1に絶叫マシンが大の苦手にも関わらず無理矢理乗せられた時の事を思い出していた。このアトラクションもエレベーターに乗って乗り場に向かった記憶がある。このエレベーターが開いたら、もう戻れないんだ…という不安と戦いながら。その時と同じように、エレベーターが開いて、チケットをもぎるのが、客席に入るのが、そして、幕が上がるのが凄く怖くて。正直このまま舞台が始まらなければいいのにとすら思った。そのくらい不安で不安でたまらなかった。

それもこれも、舞台が始まる前から「案件」って言葉を嫌ってほど聞いたし(件についてわたしは深く知らないので言及はしない)、何より前日から始まった『キャッシュ・オン・デリバリー』がめちゃくちゃ好評だったから。絶対に比較されるんだろうなあって、それはもう憂鬱で。

 

時刻は18時、暗転と共に流れ出す音楽。これがなんと2〜3分(!)あって、不安は更に煽られた。劇中歌をメドレー調にしたものだから2回目以降はその場面場面を思い浮かべながら楽しく聞けたものの、初日はそんなこと知る由もなく、不安も相まって地獄とすら感じた。

音楽が終わると、船の出航を知らせる汽笛が鳴り響き、暗闇の中、演者が立ち位置に着くのがうっすら見える。この瞬間が一番緊張した…。客席の緊張は舞台に伝わってしまうから、緊張しちゃいけないと思いつつも我慢できなかった。でもステージにパッと明かりがついて、そこに見えたのは、緊張を一切見せず堂々とした立ち振る舞いと表情で歌い踊るわたなべくん。こんなに胸を張って自信満々にステージに立っているわたなべくん、初めて見たかも。今までがそうじゃなかったということじゃなく、過去と比較して、今までで一番。公演前、ジャニーズの底力見せてやりたいなんて口にしてたけど、口だけじゃなくて形として見せてくれて、その姿がとても誇らしく思えた。私の不安は一瞬にして消え去った。

 

 

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1時間40分という短い公演時間はあっという間に過ぎていって、私の心は高揚感と多幸感に満ち溢れていた。カーテンコールでその気持ちを全力で拍手にぶつける。客席の、色んな人の気持ちが大きな拍手を生んで、わたなべくんは一瞬だけど、でも確かに力強く、グッと拳を握って笑顔でガッツポーズをした。ああ、このガッツポーズにわたなべくんの今までが全て詰まってるんだなって瞬時に思った。

 

ここまで紆余曲折あった。以前、自分の中のキャパシティがいっぱいになってわたなべくんから興味を失っていた話をブログにも書いたけど、

shakeit26.hateblo.jp

正直理由はそれだけじゃない。

 

疲れたからってすぐ手抜いたり、不機嫌丸出しでやる気の無さを感じたり、ぶっちゃけ惰性でジャニーズ続けてるだけなんじゃないかとすら思ってた。だから私もだんだん応援するのが馬鹿らしくなってきてしまって。だけど今年はそんな風に思ったこと、一瞬たりとも無かったんだよね。

上記のブログの通り、私は今年3月25日の横浜アリーナ単独公演からまたわたなべくんの応援を再開したんだけど、先日わたなべくん自身が雑誌のインタビューで、まさにその日を挙げながら「あの日、生まれ変わったのかも」と答えていた。*2

実際、私もそんな気がする。それ以前の彼を真っ向から否定したいわけじゃないけど、わたなべくん変わったなあって、雑誌を読むたびに、更新されるYouTubeを見るたびに、ステージに立つ彼を見るたびに実感する。だからすごく良いタイミングでこの舞台のお話がきたと思うんだ。実際この舞台を観て、新鮮にわたなべくんの変化に驚かされる場面がたくさんあって。

 

まず驚いたのは歌唱力。わたなべくんは元々声量があるし、ある期間からグッと上手くなったとは思っていたけど、でもこんなに舞台映えする歌声だっけ!?って驚いた。素人だから専門的なことはわからないけど、重みがあるというか…聴き手の耳にズシッと入ってくる、とても深みのある歌声。本舞台の歌唱指導に当たっていた今井マサキさんからたくさん吸収できたのかなあ。(…なんて思っていたら11/30発売の「TVガイド Alpha Q」でわたなべくんが、まさに今井マサキさんのご指導について触れていました。ずっと言及してほしかったから嬉しかった…。)

特に、岩本さん、中島早貴さん、菜々香さんと4人で歌う曲「名もなき花」。個人的に劇中歌で一番好き。無人島に辿り着き、絶望の中で希望を見つけようともがいている様を歌った曲。中でも ♪なぜ生きるんだろう なぜもがくんだろう ひとりぼっちで の部分は4人のハモリに震えた。キャストの菜々香さん、シンガーソングライターとしても活動されている方でめちゃくちゃ声量あるし、声も伸びるし、すごくパワフルな歌声なんだけど(あの華奢な身体のどこからそんな声が?)、それにわたなべくんの声の伸びがめちゃくちゃ合う…!ひとりぼっちで、のワンフレーズだけでもチケ代払えるくらい。歌を本業としてる人に劣らない歌声が出せるって並大抵の力じゃできないよね。この舞台を観る前段階で、わたなべくんは歌が上手い!って十分思っていたけど、まだ伸び代があるんだ…!?どこまでいくの!?なーんて、恐怖すら感じるようになったんだ。

 

そしてダンス。一番言いたいのがこれ。ノンストップ・ダンスエンターテイメントと言うだけにとにかく踊るシーンが多い。今まで踊っているわたなべくんを見て「格好いい!」とか「可愛い!」とかいう気持ちはたくさん抱いてきたけど、本作品、特に舞台最後のナンバー「君の未来」を踊っているわたなべくんを見ていると、心の底から楽しくなって、身体が震えて、今すぐ自分も踊り出したくなる…。こんな感情、初めてだった。ダンスの経験は一切ない私がそう思ってしまうくらいに、わたなべくんは楽しそうに、だけど力強く踊るんだ。これは舞台の設定ともリンクしている部分なんだけど、ダンスとかそんなこと言ってられない、助けが来るのか、いつ死ぬかわからない状況でも、ダンスと共に生きてきたから踊りたい、踊るのを止められない、ダンスしてる今が楽しい!そんな気持ちを抑えきれない、幸せに満ちたダンスをわたなべくんは踊っていた。まさに生きるためのダンス

今回の舞台、何度か観せてもらったけど、何度見ても飽きることなく、このダンスを踊るわたなべくんを見て、自分の全身のアドレナリンが放出されているのを毎回毎回感じていた。胸の底から興奮が込み上げてきて、全身に鳥肌が立つ。ここまでの興奮、生きてきてなかなか味わえるレベルじゃない。曲終わりにスタオベしてしまいそうになる気持ちを毎公演グッと抑えてきた。

余談だけど、最後のナンバーは全員が気持ちを込めて踊るからなのか、オルタナティブシアターの公演の時は客席に振動が直に伝わって来たんだよね。それが余計に臨場感を生んで、感情移入しやすい環境を作り出してたんだと思う。

このダンスの素晴らしさばっかりは、言葉だけじゃどうしても伝えられなくて、これがこの記事を投稿するのがこんなに遅くなった理由なんだけど…不可能なのは重々承知だけど、どうにかして君の未来だけでも映像化してもらいたいなぁ。

 

少し脱線するけど、今回出演していた田口恵那さんのダンスもとても印象的だったことはどうしても書いておきたい。彼女は数年前の滝沢歌舞伎やDREAMBOYSでSnow Manと共演していたダンサーさん。ダンサーさんだからこそ、余計にダンスに対する気持ちが大きいんだろうね。無人島に着いて、助かるかわからない不安の中、踊る気分にさえなれなかったけど主演3人のダンスを見てまた踊りたい!ってダンスレッスンに参加するシーン、毎回毎回気持ちの入り方が演技のレベルを超えていた。とても力強く、パワフルに踊るけど、でもどこか悲しくて、そんな悲しさを見せたくない。そんな気持ちが恵那さんのダンスから感じられました。今回の舞台、楽しい気持ちが大きくて私自身あまり泣いたりはしなかったけど、千穐楽を除いて唯一涙がこぼれたのがそのシーンでした。

そんな彼女、「彼らがまだ10代の頃から見てきたから、お話をいただいた時に座長が彼らだってきいてとっても嬉しかった、しかも初の外部だって聞いて驚いた。今彼らと横並びで舞台に立てていることもまだ信じられないけど、3人にとって門出になればいいなって思ってやってきました」って話してくれて(ニュアンスです)胸が熱くなった。

いろんな人に支えられて、わたなべくんは、3人は、そしてSnow Manはここまできたんだなぁ。

 

11月18日、京都劇場にて行われた千穐楽のカーテンコール。どの出演者の方々も、もっと自分の話をすればいいのに、みーんなSnow Man3人のことや、わたしたちSnow Manのファンのことをしきりに話してくださったのがとても印象的。とても暖かい方たちに囲まれて初めての外部舞台を終えることができて、3人は幸せだと思うし、私たちSnow Manファンも幸せです。

 

そしてそのカーテンコール、わたなべくんは何度も「楽しい」という言葉を繰り返してたね。初日からずーーっとわたなべくんのダンスを見て感じてきたことだったから、私の感覚間違ってなかったんだーって素直に嬉しかった。楽しいって気持ち、全身から溢れ出てたもんね。

 

 

もうアイドルとしたら年齢的にもキツくなってくるし、立場は依然ジャニーズJr.。

でも、まだまだわたなべくんの、Snow Manの未来に期待をしてしまうのは、常に新しいものを見せ続けてくれるから。「今までで一番」を常に更新してくれるから。それは「楽しい」だったり、「嬉しい」だったり、時には感動も。だからこそ、ずっと見ていたい、応援したいと思うんだよなあ。

 

渡辺翔太くんを好きになって良かった。

Snow Manを好きになって良かった。

 

そう改めて思える舞台でした。

 

これからも、Snow Manと見るこの風景がどこまでも広がっていきますように。

*1:東京ディズニーリゾート内最速の絶叫マシン

*2:2018年10月15日発売 別冊ジャニーズJr. 『D;J+.』2018

君と描きたい風景

 

語彙力と需要の無い自分語りが恥ずかしすぎて何度もやめようと思ったんですが、今の気持ちを忘れたくないので書きました。



ここ1~2年、私は過去最大といっても過言ではないくらいSnow Manから興味を失ってた。

それこそ昔は自分の財産を少ないながらも全て注ぎ込んで現場に通った。彼らが載っている雑誌、写真は全部買った。

わたしが応援しなくちゃ。

そんな気持ちで彼らのファンをしていた。
使命感の塊だった。

彼らを好きになった当初、私は東京に住んで大学生活を送っていた。

それはもう、東京で舞台詰めの彼らのファンをするにはこの上なく良い環境。長期間の舞台仕事があれば、全公演数の3分の1は通い(金銭的な限界)、ツイッターにレポも落とすようにしていた。
博多座で滝沢歌舞伎をやった時には2週間くらい博多に住み着いた。ただ、大好きなわたなべくんに『会いに行く』ために。

元々ファンサが代名詞のようなグループから降りてきたから、私自身もファンサ命〜!ファンサしか〜!って感じのクソみたいなジャニオタだった。

私が降りた頃のSnow Manの現場は、ファンサはおろか、それを貰える現場も少なかったけど、わたなべくんがいる。その理由だけで現場に通うことも、お金を払うことも苦に思わなかった。

そんな私は就職を機に地元に戻り、彼らを観に行くためには必然的に新幹線通いせざるを得なくなった。
それでも、スタンスを変えたくなかった私は毎週のように新幹線に飛び乗って東京通いを続けていて。

いつしかそれは私のキャパシティを超えていた。
今まではかからなかった交通費、宿泊費を負担することになり、金銭面は勿論だけど、精神的にもこたえた。だって東京に住んでればこのお金は他のことに使えたから。地元に戻ることを選んだのは自分だけど。

そんなこんなで、現場が決まるのが憂鬱になった。

現場が無ければお金も使わなくて済むし、労力だっていらない。あんなに好きだったはずのわたなべくんの顔面すら正直霞んで見えた。気付かないうちに使命感は義務感に変わっていた。

それに気づいた後は雑誌も買わなくなった。写真も、買ってもどうしようもないな。私が買わなくても、誰かが買う。そんな気持ちで買うのをやめた。実際私が買わなくてもわたなべくんの写真はサラッと売り切れる。


この頃、『渡辺担』を名乗ることをやめた。

誰かに降りたわけじゃない。
単純に『担う』ことに疲れた。


2016年のジャニーズ・オールスターズ・アイランド。
タイトルすら合っているかわからない。
わたなべくんに降りて初めて1公演も観に行かなかった舞台だった。

そもそもはチケットの全滅が始まりだった。
義務感の塊で応援してたわたしに「チケット探さなきゃ……行かなきゃ……」という焦りはあった。
今までだったら例え全滅でもあらゆる手段を使ってチケットを用意してたけど、焦りとは裏腹に全く手が動かなかった。

行かなきゃ。
行かなきゃ。
そう思ってるうちに、千穐楽の幕が下りた。

終わって見ると意外とあっさりだった。
当たり前のことだけど、わたしが行かなくても幕は上がるし、わたしが行かなくても幕は下りる。


それからは素直に当選した公演だけ観劇するようになった。

本当に、本当に当たり前のことだけど。

じわじわと私の中でSnow Manが再び輝き出したのはそれから。

義務感というフィルターを取り払って見る彼らは、ただただかっこよくてかわいくて、語彙力も奪われる。

何回も何回も通って観ていると、ダメなとこばっかり見つけてしまう。だから私には最初からこの位がちょうど良かったんだと思う。たまに見れるのが幸せだったし、現場至上主義の人間だったけど、茶の間活動も楽しく感じた。


タイミングもあったかもしれない。

 

忘れもしない2017年4月14日(金)。

この日、ザ少年倶楽部でSnow Manがキスマイの曲『Brand New World』を披露した。

最初はボーッと見ていたけど、終盤のわたなべくんのソロを聴いて、鈍器で頭を殴られた位の衝撃を受けた。

今まで何度も聴いたソロ。
歌が上手いのは十分わかってた。

でも、違う。今までと。全然違う。

ボイトレしてるメンバーがいる。って昔雑誌でSnow Manの誰かが言ってた。

勝手にわたなべくんは違うだろうなって思ってた。
そういうタイプじゃないって決めつけてた。
本当に違うかもしれないし、してたのかも。わからないけど(どこかで明言してたらごめんなさい)、歌唱力を向上させるために努力したというのは明らかに感じた瞬間だった。

それまで、わたなべくんの歌のこと、深夜2時のカラオケwwwってよく笑ってた。

だけどもうカラオケなんかじゃない。
ステージの上に立ってるんだ。
1ジャニーズとして、1アーティストとして、歌を歌ってるんだなと思った。

 

 

その2日後の滝沢歌舞伎のチケットを持っていたのもラッキーだったと思う。

この日、この年の歌舞伎は初観劇。
この年は、今まで歌舞伎で大きな役をもらえなかったわたなべくんがめちゃくちゃオイシイ犬役(!)をもらった年!

前評判からめちゃくちゃ楽しみだったけど、実際この目で見てひっくり返りそうになった。

完全に物にしてる。

可愛さの中にあざとさが見え隠れするところと、わたなべくんが恥じらいも無く自信を持って堂々と犬になってるところに感銘すら受けた。文章だけ見ると何言ってんだって感じだけど、普通に泣いた。

 

何年かかってんだ!とは言いたいけど、わたなべくんがやっとアイドルとしての自覚を持ったのかなって思った出来事が、こうやって立て続けに起きた。

久しぶりに、チケットを探して当初より観劇数を増やした。

それは義務感とか使命感なんて1パーセントも無くて、ただただ見たいから。それだけの気持ちで見るわたなべくんは、あの時必死に舞台に通って連日見ていたわたなべくんの何倍も輝いて見えた。

 

わたなべくんが、公演中に不機嫌になることもなく、よく笑うようになったのもこの頃からだと思う。
すごく、ムラのある人だったから。


その後、多数の公演を経て、

ついにこの日がやってきた。

 

 

2018年3月25日。

ジャニーズJr.祭り Snow Man 単独公演
in横浜アリーナ

 

長くなってごめんなさい、やっと単独の話になります。


柄にもなく、率先して開演前のSnow Manコールをした。

会ったことある人なら知ってるだろうけど、私は決してそういうタイプではない。
どちらかと言えば、開演ギリギリに着席して踏ん反り返って手拍子だけするタイプ。

だけど、絶対にそんなことしたくなかった。

初めての、横浜アリーナ単独公演。
泣いても笑っても、初めては今日しかない。

成功させなきゃ。
声出さなきゃ。

この時はまだ使命感だった。

 

時計を見るのも忘れて色々考えてるうちに客電が落ちた。

それと同時に一斉にペンライトが光り出して、今まで何十、何百と見てきたジャニーズのコンサートとは全く違う景色がそこにあった。

偏りのない色とりどりの光源が音楽に合わせて揺れるのを見ながら、この人たち皆Snow Manだけのために集まったんだな、Snow Manが見たくてここに来たんだなって思ったら鳥肌が立った。

そしてお馴染みのZIG ZAG LOVEのイントロと共に浮かび上がる6人のシルエット。

周りの皆(勿論私も含め)一斉に口元を押さえて泣いていた。


こんな光景、夢見てたけど、実際に見られるなんて思ってなかった。


だけどSnow Manは、すぐ顔に出る。
不安な時、緊張している時、アクシデントの時、顔を見るだけでこっちにも焦りが伝わるからよくハラハラさせられる。

 

それだけに不安だった。

この横浜アリーナでの単独公演が。

 

彼らは不安だろうし、緊張してるだろうし、それが顔に出てないといいけど。探り探りのテンションでやられたらどうしよう…なんて考えていた。

 

だけどスポットライトが当たって一斉に歌い始めた彼らの表情は、自信に満ち溢れていた。

 

「俺たちに会いたかったかー!」
ひーの声を皮切りに、最初から全力で盛り上げてくれた。
Snow Manと同じように、客席もみんな不安と緊張に追い詰められていたけど、そんな気持ちすぐに払拭してくれた。


Snow Manの強み
長年同じメンバーでやってきたことによる重厚感
結束力、一体感

 

随所に感じる構成だった。
Snow Man、逞しくなったな〜!って感動した。

 

特にラストの、Ⅵ Guys Snow Man〜EXPLODE〜Finally Overの流れは凄かった、特効もガンガン使わせてもらって、Snow Manも、ファンも死ぬ覚悟で盛り上がってた。これがジャニーズJr.のパフォーマンスなんだと思ったらデビューがなんなのかよくわからなくなる程だった。

 

離れがちだったSnow Manだけど、まだまだ彼らの未来をずっと見ていたいなぁなんて、感傷的になってるまさにその時、

 

『僕たちSnow  Manから、感謝の気持ちを込めてプレゼントがあります。』

 

というふっかのアナウンス。

正直、この言葉だけでも十分泣いた。


Snow Manとファンは、ずっと同じ方向を向いて進んできたけど、その方向が向き合うことはあまり無かった。

私たちだけがSnow Manの後を必死についていくことしかできなかった。Snow Manはあまり振り返らなかった。考えることはあったかもしれないけれど、それを言葉にして伝えることは彼らはあまりしてこなかった。

事あるごとに、Snow Manは恩返しがしたいって言ってた。だけどそれは主にタッキーに向けられた言葉。
なんだかなあって思ってた。
確かに、タッキーにはお世話になってるし、タッキーがいなかったら多分、今Snow Manはいない。
でも、それじゃあ私たちってなんなんだろう。


そう思って数年、初めてのSnow Manからのプレゼント。

 

涙で滲む約束がまだ 果たせない僕だから
もう少し側にいて もう何度も告げたセリフだね


正直、純粋にアイドルからの歌の歌詞を受け止めたことなんて無かったけど、突然『もう少し側にいて』なんて言われて、涙が止まらなかった。

 

君と描きたい風景(けしき)がまだ 未完成な間は
もう少し側にいて wow wow あと少し


君と描きたい風景。
本当はSnow Manは、ずっとファンのことを気にかけてくれていたのかもしれない。


お互いにそれを伝えられなかった、気づけなかっただけで、Snow  Manと私たちが見てた風景はずっと一緒だった。


ずっとモニターに映る歌詞を見つめて、この言葉が綺麗事だなんて一瞬も思わなかった。

 

今までのこと、Snow Manを応援し始めてからこの日まで、走馬灯のように駆け巡った。
応援しなくちゃって使命感で、必死になって、勝手に疲れて、義務感で現場に通っていた自分に後悔した。

あと少し、あと少しで叶えたいよね。
だけどどんなに時間がかかってもついていくよ。

 

涙で滲む約束がまだ 果たせない僕だから
もう少し側にいて もう本当は聞き飽きてるよね


聞き飽きてるなんて、言わせてごめんね。
何度も同じセリフ言わせてごめんね。

 

思えば、いつも私たちファンを盛り上げてくれたのはSnow Manだった。

舞台詰めだったあの頃、コンサートでも私たちは声を出せなくて、拍手ばっかり無駄にプロ級だった。

必死にSnow Manが、声出せって、足りねーぞって、盛り上げてくれていた。

 

この曲はSnow Manから私たちへのプレゼントという名の恩返しだと思う。

私たちファンも、Snow Manに恩返ししたいな。

それは決して、応援しなきゃ、私たちがやらなきゃ!という使命感の元、言ってるわけじゃない。勿論義務感なんて欠片も無い。

単独が終わってから、Snow Manを盛り上げるために声帯鍛えなきゃなって思ってるくらい。真剣に。

 

応援したい。
ううん。応援、させてください!

 


Snow Dream終わり、再びのふっかのアナウンス。

 

『この曲の歌詞にもある通り、Snow Manとファンの夢、必ず掴んでみせるから。

これからも俺たちについてきてね。』

 

Snow Manの未来を一生見ていたいから、こちらこそ、これからもよろしくね。